オフショア養老保険 – 低いリスクで始める海外オフショア投資

オフショア保険
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日本の銀行の預金金利が1%を大きく下回り、まとまった資金を定期預金に預けても、思うような利回りでの資産運用は出来ないのが実情です。
海外での資産運用と聞けば、リスクが高い、というイメージがあるかもしれませんが、元本保証という低いリスクでありながらも、年利4%近くのリターンで運用できるオフショア養老保険から海外投資を始めることが出来ます。

一方、日本の保険会社で同じような商品だと、利率1%ほどしかありません。この数字では、利息も少なく、投資する魅力はそこまでありません。
他にも日本での元本保証の運用商品として代表的なものの利回りはほぼ無きに等しい数値となっています。

普通預金0.02%
定期預金0.026% (スーパー定期300万以上)
10年国債0.42%
【日本での資産運用 比較】

(出典 : Yahoo!ファイナンス http://money.yahoo.co.jp/rate/ )
(出典 : 財務省個人向け国債 http://www.mof.go.jp/jgbs/individual/kojinmuke/ )

では、どうして、日本では1%を切るほど低く、香港では4%ほどといった利回りの違いが出て来るのでしょうか?

目次

海外の保険が高利回りの理由

皆さんが保険料を払い込み、そして、それを原資として運用されていきますが、それと同時に、保険会社の経費も差し引かれます。そして、保険契約が満期、または解約する時に、解約返戻金として払い戻されます。

これは以下の数式で表すことができます。
・解約返戻金 = 払込済保険料 – 保険会社費用 + 運用益

まず1つ目の理由が、保険会社費用。
人件費をはじめとする日本の金融機関の経費の高さが理由の一つとして挙げることが出来ます。

次に、運用益。
日本の生命保険会社各社は日本国債の大きな引受先となっている機関投資家です。
生保各社の運用資産に占める国債の比率は40%近くと大きな割合を占めています。その国債の利回りはというと、10年もので0.6%、20年もので1.5%という低い利回りになっています。( 参考URL:http://www.bloomberg.co.jp/markets/rates.html )

一方、海外の保険会社では、米国債をはじめとする良い利回りの金融商品での運用を行っています。この違いにより、日本の保険は保険料が高く、解約返戻金もなかなか増えない、一方、海外の保険は保険料の安く、解約返戻金も早いペースで増えるという結果につながっています。

海外養老保険の特徴

高い利回りの他にも、海外養老保険の概要を見ていきましょう。

他に大きな特徴としては、元本保証となっているところです。これは日本の保険と同じですので、元本保証となっているのは至極当然のことかもしれません。

次に保険料の払込をする積立期間ですが、一時払いも出来ますが、5〜10年ほどと比較的短い期間で積立を終えることが出来ます。
プランにもよりますが、積立を始めて数年目から養老金の支払いが始まります。また、この他に年間配当もあり、保険口座から引出しをせずに、資金を寝かしておけば置く程、より大きく財産を育てることが出来ます。

そして、保障期間が被保険者が100歳までカバーと長いことも特徴です。
この特徴を活かした運用としては、年齢の若い子供さんを被保険者にすることがあげられます。払込期間が過ぎても、被保険者であるお子様が最高100歳になるまで、ずっと長期間にわたって運用されます。これにより、より有利に資産を大きくすることが出来ます。

オフショア海外の養老保険 (ようろうほけん) とは、保険会社が運用成績予測から決定する利回り、つまり予定利率が比較的高めに設定されています。積み立てた金額と、あまり変わらない金額しか満期で受取れない日本の養老保険のような単なる積立ではなく、確実に元本を確保しながらも資産を大きくすることが出来る投資商品として、人気があります。

一方、積立投資プランや一括投資プランで行うファンド投資だと、投資したファンドのパフォーマンスにより、資産価値が大きく増減することがあります。例えば退職金を投資される方のように流動性が必要で、このように大きなリスクを取ることは出来ない、または避けたいという方には、元本保証もあり、リスクが小さい養老保険への投資が最適です。

また、養老保険の中でも保険料支払年数の長短、金利保証の大小、年金オプションの有無など様々異なるタイプの商品が揃っており、ニーズに合ったプランを選ぶことが出来ます。

こんな人に最適

  • 将来の自分年金として資産形成したい方
  • あまりリスクを取らずに、確実な資産運用をしたい方
  • 将来にまとまった出費の予定があり、それに向けた資金準備をしたい方
  • 銀行の定期預金以上の利回りでの資産運用をしたい方
  • 少額からでも将来に向けた資産育成をしたい方

オフショア養老保険のケーススタディ

では、多くの方がオフショア保険を契約している香港で提供されているオフショア養老保険の一例を見てみます。

自分年金を準備して行くには、働き盛りの頃からコツコツと準備を始めることが肝要です。このケースでは、働き盛りの35歳から積立を始めます。まだ、会社で勤務している55歳までの20年にわたり、毎月500米ドル(5万円相当)を積立て、それを保険会社が運用を行います。

20年目の積立を終え、その5年後には、会社も定年となります。65歳までは再雇用などで外で働きに出ながらも収入を得る方も多いでしょう。そして、積立を終えた10年後、65歳になると、これまでコツコツと貯めていた資産が、積立てた金額の約2倍近くにもなっています。

それからは、少しずつ取崩して、今後支給額が少なくなる年金に足して、豊かな老後生活を過ごしたり、今まで行けなかった旅行に出掛ける軍資金にしたりと、使い方は様々です。豊かな老後生活の幅が広がります。

契約者35歳・男性・非喫煙者
月額保険料5万円
保険料支払期間20年
支払保険料総額1,200万円
解約返戻金60歳時1,950万円、70歳時3,260万円、80歳時5,450万円
死亡保障額60歳時2,120万円、70歳時3,280万円、80歳時5,480万円
備考・解約返戻金は保険料支払期間終了前の17年目にほぼ同額に
・65歳のリタイヤ時まで30年運用すると、年利3.6%で資産が倍増
・その後も年約4%(※非保証)の利回りで100歳まで運用を続けることが出来、必要な分を取崩しつつ、有利な運用を続けることが可能

(※ USD建てプランですが便宜上1米ドル100円にて参考金額として記載)

オフショア養老保険の特徴

上記は一例であり、支払期間を短くして、運用利回りを高めることも可能となっています。この記事の例で取り上げたいオフショア養老保険の支払期間や支払期間などといった条件は次のようになっています。

保険料支払期間5年、8年、12年、15年、20年払い
保険期間被保険者が100歳になるまで
予定金利年4% (※クーポンに対する利回り・非保証)
元本保証保険料支払期間前後には元本である支払済保険料金額を上回る解約返戻金
(※ 早期解約を除く)
保険料支払通貨香港ドル / 米ドル
保険料支払方法香港内の銀行から引落、または、クレジットカード払い
保険料金額加入時年齢、性別、喫煙・非喫煙 により変動
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