HSBC香港から海外送金する方法|Global Transfers・TT・Wiseの手数料と違い【2026年】

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HSBC香港から海外へ送金する方法には、HSBCグループ内の口座へ送る「Global Transfers」、海外の銀行口座への「Global Money Transfers」、従来型のTelegraphic Transfer(TT)などがあります。

ただし、サービス名が似ているため、

  • HSBC Global TransfersとGlobal Money Transfersの違い
  • 日本やタイの銀行へ送金する場合の方法
  • 送金手数料や中継銀行手数料
  • TT送金とSWIFTの違い
  • WiseとHSBC香港のどちらが安いのか

といった点が分かりにくいのも事実です。

この記事では、2026年時点のHSBC香港の海外送金サービスについて、それぞれの仕組みと使い分けを整理します。

結論からいうと、海外送金では「どのサービスが一番安いか」ではなく、送金先・通貨・送金額によって最適な方法が変わります。

特に通貨両替を伴う場合は、送金手数料だけではなく、実際に相手へいくら届くかまで比較することが重要です。


目次

HSBC香港から海外へ送金する主な方法

HSBC香港から海外へ資金を移動する場合、主に以下の方法があります。

送金方法主な用途特徴
HSBC Global Transfers対応する海外HSBC口座への送金HSBCグループ内での国際送金
HSBC Global Money Transfers対象となる海外送金国・地域や通貨によって利用できる送金サービス
Telegraphic Transfer(TT)海外銀行への従来型国際送金SWIFTなどの国際銀行ネットワークを利用
Wiseなどの送金サービス対応国・通貨への海外送金為替レートと手数料を事前に確認しやすい

ここで注意したいのが、Global TransfersとGlobal Money Transfersは別のサービスという点です。

名称が似ていますが、主な送金先や仕組みが異なります。


HSBC Global Transfersとは?

HSBC Global Transfersは、HSBC香港の口座から、海外の対応HSBC口座へ資金を移動するためのサービスです。

HSBC HKアプリやオンラインバンキングなどから利用でき、条件を満たす場合には海外のHSBC口座へスムーズに資金を移動できます。

対象となる送金では、通常の国際送金よりも早く処理されることが特徴です。

対応するHSBC口座への送金に利用

Global Transfersでは、送金先となる国・地域や口座の条件を満たしている必要があります。

利用可能な条件は国や地域によって異なるため、

「HSBC口座同士なら世界中どこでも無料・即時送金できる」

というわけではありません。

送金する前に、HSBC香港側の最新の対象国・地域や通貨を確認する必要があります。


HSBC Global Transfersを利用できる主な顧客

HSBC香港では、対象となる個人向け口座サービスの利用者がGlobal Transfersを利用できます。

主な対象には以下があります。

  • HSBC One
  • HSBC Premier
  • HSBC Premier Elite
  • HSBC Global Private Banking

ただし、実際の利用可否や送金条件は、送金先の国・地域や口座種類によって異なる場合があります。


Global Transfersの主なメリット

1. 対象口座への送金を迅速に行える

対応する海外HSBC口座への送金では、通常の銀行間国際送金と比べて迅速に処理される場合があります。

対象となる送金では、24時間利用できるケースもあります。

ただし、すべての国・地域・通貨で同じ処理時間になるわけではありません。


2. 対象条件ではHSBC側の送金手数料が無料

対象となるGlobal Transfersでは、HSBC側の送金手数料が無料となる場合があります。

ただし、

  • 送金する国・地域
  • 通貨
  • 口座種類
  • 為替取引の有無

などによって実際のコストは変わります。

「送金手数料無料」と「送金コストが完全にゼロ」は同じではありません。


3. 通貨両替を伴う場合は為替レートも確認する

例えば、HKDからUSDやGBPなどへ両替して送金する場合、送金手数料が無料でも為替レートによるコストが発生します。

そのため、海外送金のコストは、

送金手数料だけではなく、実際に適用される為替レートも含めて判断する

ことが重要です。


日本の銀行へGlobal Transfersで送金できる?

一般的な日本の銀行口座は、HSBC Global Transfersの送金先には該当しません。

そのため、HSBC香港から日本の銀行へ送金する場合は、

  • HSBC Global Money Transfers
  • Telegraphic Transfer(TT)
  • Wiseなどの海外送金サービス

といった方法を検討することになります。

送金先銀行や通貨によって利用できる方法が異なるため、実際の送金画面で確認するのが確実です。

HSBC Global Money Transfersとは?

HSBC Global Money Transfersは、HSBC香港から海外へ送金するための国際送金サービスです。

送金先の国・地域や通貨などの条件に応じて、利用可能な送金方法が案内されます。

HSBC Global Transfersが主に対応するHSBCグループ内口座への送金であるのに対し、Global Money Transfersは、より幅広い海外送金に対応する仕組みと考えると分かりやすいでしょう。


「Send like a local」に対応する送金

対象となる国・地域や通貨では、「Send like a local」として現地通貨建ての送金が利用できる場合があります。

これは、従来型の国際電信送金とは異なる送金ルートを利用することで、

  • 送金スピード
  • 手数料
  • 受取方法

などが改善される場合がある仕組みです。

ただし、利用できる国・地域や通貨には条件があります。

すべての海外送金が同じ方式で処理されるわけではありません。


Telegraphic Transfer(TT)とは?

Telegraphic Transfer、一般的にTT送金と呼ばれるものは、銀行を通じて海外の銀行口座へ送金する国際送金方法です。

HSBC香港から世界各国の銀行口座へ資金を送る際の基本的な選択肢のひとつです。


TT送金とSWIFT送金の違い

TTとSWIFTは混同されることがありますが、厳密には意味が異なります。

  • TT(Telegraphic Transfer)
    海外銀行口座へ資金を送る国際送金の仕組み
  • SWIFT
    金融機関同士が送金に関する情報をやり取りするための国際的な通信ネットワーク

実際の国際銀行送金では、SWIFTネットワークを利用して送金情報がやり取りされるケースが一般的です。

そのため、

TT送金とSWIFT送金は実務上ほぼ同じ意味で使われることもありますが、厳密には「送金サービス」と「金融メッセージネットワーク」という違いがあります。


HSBC香港のTT送金手数料

HSBC香港から海外へTT送金する場合、手数料は一律ではありません。

主に以下の条件によって異なります。

  • 利用する送金方法
  • HSBC HKアプリまたはオンラインバンキングか
  • 支店窓口で手続きするか
  • 送金先の国・地域
  • 送金通貨
  • 利用している口座サービス

また、HSBC側の送金手数料とは別に、

  • 中継銀行手数料
  • 受取銀行手数料

が発生する場合があります。

そのため、実際に送金する前にはHSBC HKアプリまたはオンラインバンキングの確認画面で、

送金手数料と予定着金額を確認する

ことが重要です。


SHA・OUR・BENとは?

国際送金では、送金に関する手数料負担の考え方として、

  • SHA
  • OUR
  • BEN

という区分が使われることがあります。

ただし、実際に選択できる区分は送金ルートや送金条件によって異なります。

区分意味手数料負担の考え方
SHAShared送金側の手数料は送金人、その他の手数料は受取人側で負担
OUROurs送金人が海外側の手数料も負担する方式
BENBeneficiary原則として送金に関する費用を受取人側が負担

OURを選んでも必ず満額届くとは限らない

注意したいのが、OURを選択した場合でも、

受取人に必ず指定金額が満額届くとは限らない

という点です。

送金ルートや受取銀行の処理によっては、追加費用が発生する場合があります。

例えば、

  • 不動産購入代金
  • 学費
  • 契約金
  • 投資資金

など、指定された金額を正確に送金する必要がある場合は、受取銀行側のルールも確認しておくと安心です。


HSBC香港から海外送金した場合の着金日数

海外送金の着金時間は、送金方法や送金先によって大きく異なります。

目安としては以下のようになります。

送金方法着金時間の目安
HSBC Global Transfers対象条件では迅速または即時処理
Global Money Transfers国・地域・通貨によって異なる
Send like a local対象送金比較的早く着金する場合がある
TT送金数営業日かかる場合がある

ただし、実際の着金時間には、

  • 送金先国の営業日
  • 通貨
  • カットオフタイム
  • 中継銀行の有無
  • 受取銀行の処理
  • コンプライアンス確認

などが影響します。

そのため、最終的にはHSBC HKアプリやオンラインバンキングで表示される予定処理時間を確認するのが確実です。


HSBC香港とWiseはどちらが安い?

海外送金では、HSBC香港とWiseを比較するケースも多いでしょう。

ただし、「HSBCとWiseのどちらが安いか」は送金条件によって変わります。

比較項目HSBC香港Wise
対応HSBC口座への送金
一般銀行への海外送金
為替レートHSBC提示レートミッドマーケットレートを基準
手数料の確認送金条件によって異なる事前に確認しやすい
同一通貨送金有利な場合がある条件による
高額送金銀行送金として利用しやすい国・通貨・限度額による

Wiseは必ず安いわけではない

Wiseはミッドマーケットレートを採用し、送金手数料を明示しているため、海外送金のコストを比較しやすいサービスです。

一方で、

Wise=必ず最安

とは限りません。

例えば、

  • HSBCの送金手数料が無料になる
  • 同じ通貨のまま送金する
  • Global Transfersを利用できる
  • HSBC側で有利な為替レートが提示される

といったケースでは、HSBCの方が有利になる可能性もあります。


海外送金では「最終受取額」で比較する

海外送金を比較する場合、送金手数料だけを見るのはおすすめできません。

比較するべきなのは、

最終的に相手の口座へいくら届くか

です。

例えばHKDからJPYへ送金する場合、

送金コスト = 送金手数料 + 為替レートによる差額 + 中継銀行手数料 + 受取銀行手数料

という複数の要素が関係します。

そのため、

  1. HSBC香港で送金シミュレーション
  2. Wiseで送金シミュレーション
  3. 最終受取額を比較

という方法が最も分かりやすいでしょう。


ケース1:香港から英国・シンガポールのHSBC口座へ送金

例えば、自分名義のHSBC英国口座やHSBCシンガポール口座へ送金する場合、送金先がGlobal Transfersの対象条件を満たしていれば、Global Transfersが有力な選択肢になります。

特に同一通貨で送金できる場合は、通貨両替によるコストも発生しません。

ポイント

  • 送金先がGlobal Transfersの対象か確認
  • 同一通貨送金なら為替コストなし
  • 対象条件では迅速な資金移動が可能

ケース2:HSBC香港から日本の銀行へ送金

日本の銀行へ送金する場合、Global Transfersではなく、利用可能な海外送金方法を確認します。

選択肢としては、

  • HSBC Global Money Transfers
  • TT送金
  • Wise

などがあります。

必要な情報は送金先銀行や送金方法によって異なりますが、一般的には以下の情報が必要です。

  • 銀行名
  • 支店名
  • 支店コード
  • 口座番号
  • 受取人名
  • 受取人住所
  • SWIFT/BICコード

ただし、実際に必要となる情報は送金方法によって異なります。


日本側の受取銀行手数料にも注意

日本の銀行へ外貨送金を行う場合、

  • 外貨送金受取手数料
  • リフティングチャージ
  • 為替手数料

などが発生する場合があります。

そのため、HSBC側の送金手数料だけではなく、日本側の銀行の受取条件も確認することをおすすめします。


ケース3:HSBC香港からタイの銀行口座へ送金

タイの銀行口座へ送金する場合も、

  • 送金通貨
  • 送金額
  • 受取銀行
  • 利用可能な送金ルート

によって条件が変わります。

まずHSBC HKアプリまたはオンラインバンキングで送金先を設定し、

  • 利用可能な送金方法
  • 手数料
  • 為替レート
  • 予定着金時間

を確認します。

その上で、Wiseなどのサービスと比較するとよいでしょう。

特にTHBへの両替を伴う場合は、送金手数料だけではなく、最終的なTHBの受取額を比較するのが重要です。


高額な海外送金では追加確認が行われる場合がある

海外送金では、送金額が大きい場合だけでなく、取引内容や通常と異なる送金パターンなどに応じて、銀行から追加確認を求められる場合があります。

確認される可能性がある主な内容は以下です。

  • 送金目的
  • 資金の出所
  • 受取人との関係
  • 取引の背景

準備しておくとよい書類

送金内容によっては、以下のような書類が確認資料として役立つ場合があります。

  • 売買契約書
  • 請求書
  • 学費請求書
  • 入学許可書
  • 給与明細
  • 銀行取引明細
  • 資産売却に関する書類

例えば自己名義の海外口座へ資金を移動する場合でも、資金の出所や取引の背景について確認される可能性はあります。

そのため、大きな金額を送金する予定がある場合は、関連書類をすぐ提出できるよう整理しておくと安心です。


よくある質問

HSBCグループの口座なら世界中どこでも無料で即時送金できますか?

いいえ。

Global Transfersを利用できるかどうかは、

  • 送金先の国・地域
  • 通貨
  • 送金先口座
  • その他の利用条件

によって異なります。

HSBC口座同士であっても、必ずGlobal Transfersを利用できるとは限りません。


HSBC香港から日本の銀行へGlobal Transfersで送金できますか?

一般的な日本の銀行口座は、Global Transfersの送金先には該当しません。

日本の銀行へ送金する場合は、HSBC香港で利用可能なGlobal Money TransfersやTT送金、またはWiseなどのサービスを検討します。


TT送金とSWIFT送金は同じですか?

厳密には異なります。

TTは国際送金の方法を指し、SWIFTは金融機関同士が送金情報をやり取りするための通信ネットワークです。

ただし、実際の国際銀行送金ではSWIFTネットワークを利用するケースが一般的なため、実務上は近い意味で使われることもあります。


HSBC香港とWiseはどちらがおすすめですか?

送金条件によって異なります。

HSBCが向いているケース

  • 海外の対応HSBC口座へ送金する
  • 同一通貨のまま送金する
  • 高額な資金を銀行間で直接移動したい
  • HSBCの送金手数料優遇を利用できる

Wiseを比較したいケース

  • 通貨両替を伴う
  • 為替レートを明確に比較したい
  • 手数料と受取額を事前に確認したい

最終的には、両方で送金シミュレーションを行い、受取人が実際に受け取る金額を比較するのがおすすめです。


HSBC香港から海外送金する際のチェックリスト

海外送金を実行する前に、以下を確認しておくと安心です。

  • 送金先国・通貨が対応しているか
  • Global Transfersを利用できるか
  • Global Money Transfersの利用条件
  • TT送金が必要か
  • HSBC側の送金手数料
  • 為替レート
  • 中継銀行手数料の可能性
  • 受取銀行の手数料
  • 最終受取額
  • 予定着金時間
  • 高額送金の場合に必要となる可能性がある書類

HSBC香港からの海外送金まとめ

HSBC香港から海外へ送金する場合、まず送金先によって利用するサービスを考えるのがポイントです。

  1. 対応する海外HSBC口座への送金
    → Global Transfersを確認
  2. 海外の一般銀行口座への送金
    → Global Money TransfersやTT送金を確認
  3. 通貨両替を伴う送金
    → HSBCの為替レートとWiseの受取額を比較
  4. 高額な海外送金
    → 送金目的や資金の出所を説明できる資料を準備
  5. 送金コストを比較する場合
    → 手数料だけではなく、最終的な受取額で判断

HSBC香港の海外送金サービスは、送金先や通貨によって利用できる方法が異なります。

特に「Global Transfers」「Global Money Transfers」「TT送金」は名前や仕組みが似ているため、送金前にHSBC HKアプリやオンラインバンキングで実際の送金条件を確認することが重要です。

また、Wiseなどの海外送金サービスと比較する場合も、単純な送金手数料ではなく、

最終的に相手の口座へいくら届くか

を基準にすると、より合理的に送金方法を選択できます。

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Author Profile

香港に拠点を構えるFP事務所「カラフル・フィナンシャル・プランニング」です。

在籍するファイナンシャル プランナーは下記資格を有しており、お客様のニーズに沿ったアドバイスをお伝えしております。
・1級ファイナンシャル・プランニング技能士
・CFP(CERTIFIED FINANCIAL PLANNER®:サーティファイド ファイナンシャル プランナー)

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